RUNEの部屋 vol.01 Roots of Kawaii 内藤ルネをご紹介します
こんにちは。はじめまして!ルネスタッフのデメ子です。
<RUNEの部屋>では、私たちスタッフが内藤ルネについてのお話、イベントの情報やスタッフの日常などをご紹介していきたいと思います。これからよろしくお願いします!
「内藤ルネを知らなかった!」というみなさんに、まずは簡単な紹介をさせてください! 今や世界中に広がる日本独自の「Kawaii文化」の原型を作ったと言われるアーティストが内藤ルネ。1953年、師匠である中原淳一先生のもとでイラストレーターとしてデビューしましたが、当時、圧倒的な人気を集めていた少女誌『ジュニアそれいゆ』で1959年に表紙を担当すると、表紙に登場した少女「ルネガール」が大ブレイクして、注目を集めるように!!
その後は少女誌や学年誌の付録を手掛けたり、エッセイスト、人形作家、画人、インテリア、グッズデザイナーなどあらゆる分野で活躍した<マルチクリエーター>なんです。
美少女イラストの元祖と言われる「ルネガール」、日本初のパンダキャラクター「ルネパンダ」など代表的な人気者!
ルネの事を知らない人でも、キャラクターやモチーフ、グッズを「知ってる!」「見たことある!」とは言っていただけます(笑)。
ルネの描くラブリーな世界観と名前の印象で女性をイメ―ジする方が多いのですが、実は男性! 「ルネさんのファンです」と言ってくださる方でも、男性だったと知らない人は意外と多いんです。
2007年に、74歳で他界していますが、彼が創作活動をするうえで、いつも心にあったのは「少女たちの毎日が少しでも楽しく、素晴らしいものになるように」という思いです。
“生活の中にファンタジックな夢を”
これはルネが一番大切にしていた言葉です。素敵な言葉ですよね!
カワイイものに囲まれて過ごす毎日は、今は当たり前な日常ですが、1960年頃の日本って茶の間、ちゃぶ台ってイメージ! そんな時代にルネは「女の子が使うならカワイイ方がいい!」と独自の感性で日用品、文具やキッチン用品、インテリアまで、何もかもを可愛くしてしまい、多くのカワイイグッズが誕生したことで、少女たちの生活が楽しく豊かなものになったのだとか。日本の少女文化をリードし続けた人なんですよ。
今は昭和レトロの人気が再燃して、ルネもフィーチャーされることが多いんですが、懐かしさだけでなく、色褪せないルネのさまざまな魅力をこちらで発信できればと思います!
公式
オンラインショップ
runeストア