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RUNEの部屋 vol.54 ルネのアート鑑賞♡ 冬

RUNEの部屋 内藤ルネ公式コラム

こんにちは、ルネスタッフのデメ子です☆

<RUNEの部屋>では、私たちスタッフが内藤ルネについてのお話、イベントの情報やスタッフの日常などをご紹介していきます。

私、冬の寒さがとても苦手です。毎日防寒して出かけていますが、外を歩いていると歯がガタガタ震えだしたりして、顔も目出帽で覆ってしまいたい程! 暖かい家に帰ると守られている気分に浸れて幸せを感じています。冬のおうち時間ってなんだか特別な気がしませんか?

スマホやテレビを見て過ごすもいいですが、今回はゆったりとした気持ちでアートを愛でて欲しいなと思い、ルネの作品をいくつかご紹介したいと思います。

雪のシャンゼリゼ

遠いまなざし
うそつきな瞳

1980年代末ごろから、ルネは抒情的女性や少女像を描くようになり、雑誌『私の部屋』の誌面上で紹介していました。そこに登場する女性たちは物思いにふけったような愁いを帯びたような静かな瞳をしています。

それにはルネのこんな思いが。

「昭和20~30年代にはまだこどもたちがのびのびと子どもの時間を楽しんでいた。大人が作ったレールの上に少年や少女は乗せられて、あわただしく追いたてられ走っている現代にこそ、いつのまにか消えていった心やさしい抒情の世界が帰ってきてほしい。ゆったりと流されていた年月を忘れない。私は今日もまた道草をしている少年のように、妖精のような人々を探し続け、時を忘れて好きな絵を描き続けてゆきたい。」(『私の部屋』1989年)と、こんな言葉を寄せています。

パウダースノー

画人としてのルネ作品は、ルネガールやキャラクターに感じるカワイイ、POPなイメージとはまた異なる魅力があって、晩年はこういった作品をたくさん描いているんですよ。

女性たちの表情だけでなく、身にまとうファッションも素敵なので、いろんな視点で観ていただければと思います。

今回は冬らしい作品をピックアップしましたが、いかがでしたでしょうか? 

これからもさまざまなルネ作品を紹介していきたいと思います。最後までお読みくださり、ありがとうございました!それでは、次回をお楽しみに!<RUNEの部屋>から、デメ子がお届けしました。


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