RUNEの部屋 vol.56 ルネのいちご柄

こんにちは、ルネスタッフのデメ子です☆
<RUNEの部屋>では、私たちスタッフが内藤ルネについてのお話、イベントの情報やスタッフの日常などをご紹介していきます。
さてさて、わたしがこの季節、食後に食べたいフルーツ圧倒的NO.1がイチゴです。でも今年は、本当に高い、高すぎます。満足できる程食べれてないです(涙)
最近テレビでよく話題になっている「あまりん」という品種も食べてみたいです♡
でも、本当に美味しそうなイチゴってツヤツヤしていて、まんまるくて、真っ赤で…。ルネの描いたいちごモチーフそのまんまのイメージです。

可愛いだけじゃなくて美味しそうですよね。ルネといえばこのいちごをイメージする方が多いと思うんですが、それよりももっともっと前の1960年ごろから「イチゴがカワイイひとつのモチーフになる」と考えて、イラストや商品としてデザインしていたのをご存じでしょうか?
有名なイラストといえばこちら

このイラストは1960年に描かれたもの! スカーフの柄にいちごをめいっぱい散りばめていますね。今ではハンカチや生地、包装紙などでもテキスタイル化されたいちご柄ってよく見かけますが、こういった使い方をしたのはルネが最初なんだと思います。61年頃からは女の子の暮らしのために、と当時お付き合いのあった陶器のメーカーさんから、グラスやポットなども商品化もされています。


初期の頃のいちご柄はもう少し小ぶりで素朴な印象♡ 形も違うんですよね! これはこれでレトロな雰囲気がムンムンで可愛いです♪ このあたりの商品リバイバルしたいです。
誰よりも早くイチゴの愛らしさに気づいたルネですが、当時のルネはイラストレーターとしても付録のデザインも大人気でしたし、ルネのアイデアが採用され、商品化してもらえるような恵まれた環境にあったのだと思います。
そのことについて自伝でも「ありがたかったのは、私のアイデアを引き受けて何でも形にしてくれたことです。(中略)たくさん作る中からヒット商品が生まれたのだと思います」と語っていますしね!
1970年代からはよりPOPでカワイイデザインのいちご柄にアップデートされていくのですが、ルネの頭の中にはその10年以上も前から「いちごは女の子にぴったりなモチーフだ」という確信があったんですね。
今回はルネのイチゴ柄についてのお話でした!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!それでは、次回をお楽しみに!<RUNEの部屋>から、デメ子がお届けしました。