RUNEの部屋 vol.57 フェアリィ・メモ

RUNEの部屋 内藤ルネ公式コラム

こんにちは、ルネスタッフのデメ子です☆

<RUNEの部屋>では、私たちスタッフが内藤ルネについてのお話、イベントの情報やスタッフの日常などをご紹介していきます。

『ジュニアそれいゆ』第34号

さて、今日はブレイクするきっかけとなった『ジュニアそれいゆ』の誌面でルネが担当していた連載「フェアリィ・メモ」についてご紹介したいと思いますよ!

「フェアリィ・メモ」は1956年第9号からスタート。デビューは1953年なので、3年後ほど活動してから始まったコラムですね。おしゃれはもちろん、映画、音楽、雑貨、インテリア、ルネの琴線に触れるさまざまなものを取り上げていたのですが、ここから多くの流行を生み出したと言われています。第30号まで続いたていた連載で、ルネのセンスを存分に感じ取ることができます。

フェアリィ・メモ<雨に唄えば>

雨の日を楽しく過ごす提案です。おうち時間を楽しむアイデアやレインコートを着て、外へ出かけてみると水たまりの中に美しいあかね雲を見つけられると! そのほかにも

「映画ノートを作りましょう」

「新しい飲物を発見しよう」

「手袋を新しい気持ちで」

「ペットにアクセサリーを」

など、鬱陶しいと思いがちな雨も待ち遠しくなりそうなことがルネの視点で書かれています。

こちらは「10のデラックスメモ」。

ジュニア世代の子たちへ10の提案です。大胆に縦にデザインされたレイアウトも斬新ですよね。

「あなたらしくアレンジして身につけ、可愛らしいジュニアになってください」とのメッセージが添えられています。

「ごひいきスタア」って今でいう推し活ですね! その他にもルネの流行らせたアイテムのひとつ「白い手袋」なども紹介されています。

このように当時の少女たちは「フェアリィ・メモ」に掲載されたルネの提案をいろいろと参考にして、おしゃれのヒントを得たり、自分でリメイクをしたりしていたんだそう。ルネの描く作品の可愛らしさはもちろんなのですが、イラストだけでなくさまざまなアイデアや提案が少女たちに受け入れられてことも本当にスゴイなと思います。

「フェアリィ・メモ」は、他にも楽しいコラムがいっぱいあるので、また追ってご紹介したいと思っています!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!それでは、次回をお楽しみに!<RUNEの部屋>から、デメ子がお届けしました。

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