RUNEの部屋 vol.66 おまもりとして愛されたキャラクターたち

こんにちは、ルネスタッフのデメ子です☆
<RUNEの部屋>では、私たちスタッフが内藤ルネについてのお話、イベントの情報やスタッフの日常などをご紹介していきます。
最近、POP UPの催事が続いていて、会場でみなさんが、どんなアイテムを手にとってくださるのかな、とドキドキしたりしています。
今は本当にどんなグッズもあって、しかもカワイイもので溢れていて、良い時代だなと実感…。
ルネが活躍していた1960年代はまだ物がなかった時代でしたし、その分ルネは女の子のためにたくさんのグッズを作りたいと考え、それを次々に実行してきました。
文具やシール、ショッパーなどのファンシーグッズはもちろんですが、貯金箱やマスコット陶器なども本当にたくさんデザインしています。
そんななか、今日はおまもりのような存在として発売されたカワイイキャラクターを紹介したいと思います。
まずは1980年代に手掛けた「恋地蔵さん」♡ ネーミングからして既にラブリーですよね。
「お地蔵さんは、あるとき夢で見たのがきっかけでした。かわいい顔をしたお地蔵さんが、はい、こんばんわって出てきたの。それで目がさめたとき、ああ、私をデザインしてくれと言いに来たのかな、と思ってすぐに作りました」(『内藤ルネ自伝 すべてを失くして』小学館クリエイティブより)

そんな夢を見て、完成したのが恋地蔵さん! ルネにかかればこんなに愛らしくなってしまうんですね。フォルムや顔立ちにもとてもこだわっている感じで制作指示書も残っています。

恋やお友達などの悩みを聞いてくれたり、進学などの願いを叶えてくれそう! 陶器としてスタートした恋地蔵さんですが、少女たちのあいだで人気ものとなり、その後ペンケースやレターセットなどまで商品化されました。
お次は…。鬼の子「ぺリちゃん」です。こちらは乙女のかわいい守り神として発売されました。最初は↓のようにポケットに手を入れているデザインだったのですが、


通せんぼするような左右に腕を伸ばしたデザインに変更されています。このように2体並べると…悪いことから守ってくれそうですね! ぺリちゃんのパンツもドット柄でおしゃれです♪
こちらも制作指示書があります。ぺリちゃんも置物、貯金箱、紐のついたマスコットなどさまざまなグッズで展開されました。

おまもりとして本当に効果があったとは言えませんが(汗)、少女たちの幸せをルネはいつも願い、少しでもハッピーな気持ちになれるようにと、考えて生み出されたのがこの子たち。恋地蔵さんもぺリちゃんもいつか新たな商品としてデザインされ、今の子たちのおまもりになってくれたら素敵だろうな~と思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!それでは、次回をお楽しみに!<RUNEの部屋>から、デメ子がお届けしました。