本間あきらさんにインタビュー！　ウルフくんのセカイ。

*今までの原画。全てファイルに大切にとってあるということ。

(美術の学校をでたのですが、)学校ではまったく違う絵を描いていました。技術向上の為に淡々と課題をやったり、SFが好きなので…無機質な絵や風景とか描きました。

しかし先生には「君のゆるいイラスト、魅力的だよ」と言われてからウルフくん寄りの作品が増えていったり！卒業間際にはほっこりさせたいという片鱗が出てきて「幸せの象徴であるてんとう虫」の作品も作ったりしてましたね。

そのてんとう虫、絶対見たいです！

こちらです。

感慨深い、、、

てんとう虫もすごくいいですね！卒業後はデザイナーとしてお仕事をされていたんですか？

いいえ、仕事はまったく別のことをしていました。自分の作品を深めていきたかったのでちょくちょく作品を作ってはアートイベントや個展を開いていた感じです。

そこからこんなにかわいい世界がうまれるなんて感動です！ウルフくんはいつ頃登場したんですか？

ウルフくんとは長い付き合いですね。大学4年生の頃になります。

漫画などのシリーズにしてからはドッグくん、子ウルフくん達が誕生しています。

そこから物語が広がっていくんですね！ウルフくんは線がとてもかわいいのですが、どんな風に描いているのかをおしえてください！

*TWITTERより仙台でのドローイングの様子マジックペンですらすらと世界がひろがっていく。普段はペンでは描かないとのこと。

線はとてもこだわっています。全てアナログです。ミッフィーやスヌーピーとかもそうだったと思うのですが…アナログ線を大事にしてるんです。(ライブペイントはあくまで時間制限があるので油性ペンですが)私の場合は0,3ミリの細いシャープペンシルで線を重ねて太さを調節しています。

アナログにしか出せない味わいが出ます。

ミッフィーもスヌーピーお好きなんですか！？（共感）

そうですね！最近スヌーピーミュージアムいきました！キャラクター全般好きです。

(話が脱線してしまいましたが…)ペンで仕上げるんですか？

最後までシャーペンです。

最後までですか！？

全部鉛筆、、だと！？

すごい！この画像で見てもえんぴつだとは、しかもHBだとは全然わかりません。アップで見るとほおんとうにかわいらしいゆれがありますね！色合いも優しいですが、彩色はどうするんですか？

彩色はPhotoshopでやります。平面な作品が多く均一に絵の具で塗るのは難しいので…。ここはどちらかというとアナログではなく、表現したい色合いを優先しています。

*完成した原画。いうまでもなく、ノックアウト級のかわいさがここにあります。

かわいい！いつものウルフくんになりました！ウルフくんの世界には、いろいろなキャラが登場しますよね。解説文がなかなかないので、それぞれの子たちについても質問させてください！

はい。

ウルフくんにはプロフィール文があるので、他の子たちについて一問一答形式で、「この子はこんな子！」というのを聞かせてください。それでは、、

、、ドッグくん！

やんちゃな犬の男の子です。そして、ちょっと複雑な設定で…ウルフくんと同じ大きさなんですが、子犬です！