作者さんインタビュー!“アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー”。味のある綺麗な世界観について色々なことを聞かせてもらいました。貴重なお話すぎました。
こんにちは!パーフェクトワールドトーキョー、バーチャルレポーターのセカイです!今回は、パーフェクトワールドトーキョーの企画チームでもオリジナルアイテムを作らせて頂いた、つまり、チームで大ファンの“アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー”の作家さんインタビューをさせていただけるという事で、こちらをお届けできるのが嬉しすぎます!
実は、つい先日サイン会を東京でされていたのですが、遠くの方はお越しになるのが難しかったと思うので、こちらもお楽しみ頂ければ嬉しいです。
それでは早速、インスタグラムの投稿をご覧いただきながら作家さん、イラストを描かれているKaZooさんと、セリフを書かれているToro*Konさんのお二人に、お話をお聞きします!
“アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー”をまだ知らないよ!という方のためにアンジーについて
公式ページのプロフィールは、
アンジーは自由に生きる白猫の女の子。年齢は2歳。美味しいものに目がなく、ファッションが好きで服作りも得意。素直になれないツンデレ猫だけど心は乙女。恋とおしゃれとあま〜いおやつが原動力。
とのこと。そして、私見たっぷりにご紹介すると、私は日々インスタグラムで追いかけているのですが、その投稿が美しいんです。
色々なシーンの、色々な表情の、色々な格好のアンジーが、味のある一言を話しています。ちょっとユーモラスだったり、うんうんと頷いてしまう一言だったり、含蓄に富んだものだったり。毎回、次の投稿楽しみになるのです。このニュースでも、投稿されているイラストを挟みながら、素敵な世界観を感じてもらえたら嬉しいです。
アンジーはどうやって思いつき、どのように生まれたのでしょうか?やっぱり猫が大好きなのしょうか?
KaZooさん:
動物の中でも特に猫が好きで、猫の写真やイラストをSNSに投稿していたのですが、デヴィッド・ボウイのデビューアルバムに収録されている「Sell me a coat」という曲の中に、小さなポケットのついた銀のボタンの赤いコートをイメージする歌詞があり、その曲を聴いているときに赤いコートを来て雪の中を歩く白猫のイメージが浮かび、それをイラストにしました。
その投稿がある方の目に留まり、『きゃらくり!』さんにお声がけいただいた…というのがアンジーが生まれたきっかけです。
Toro*Konさん:
私のほうはそのアンジーの元となる猫ちゃんのイラストを別の方から見せてもらったのがきっかけです。
でも実は、その時はディレクションのような形でお声がけいただいていて、セリフなどのテキスト周りはこれから探すという感じだったんです。なのにアンジーを見たとたんアンジーの性格やしゃべる言葉がババっと浮かんできて、「私がやります!!」と直訴(笑)。完全に一目ぼれでしたね。
ちなみに私は動物全般が大好きなのですが、昔はやや犬派でした。けれどアンジーの影響か最近は猫派になりつつあります。
日々のアンジーの投稿はどのように生まれているのでしょうか?また、特にこだわっていることはありますか?
KaZooさん:
連載検討時に世界観や「アンジーはこんな子」というのを話し合いました。細部まで設定があるというよりはアンジーの好きなものや考え方、生き方の共通認識を固めたイメージでしょうか。今はアンジーがやりそうなことや言いそうなことが自然と浮かんで来ます。
日々の投稿についてはイラストのイメージが先のこともあれば、セリフのイメージが先のこともありますね。
イラストのこだわりとしては沢山あるのですが、洋服が好きなので色々着てもらっています。アンジーは自分でお洋服を作ったりするほどおしゃれが大好きで、お出かけシーンでは色々なテイストのファッションに挑戦しています。
一方、自宅ではゆるい服装でOFFモードになっていることも多いです。アンジーのこのギャップも楽しんでもらえたらと思っています。
服以外の小物や背景もかなり小ネタを入れたり描き込んでいることが多いのですが、読者さんからのコメントを拝見していると気づいて貰えていて嬉しいです。
Toro*Konさん:
毎日の出来事から日々のアンジーのイメージが自然と膨らんでいくことが多いですね。季節のイベントを楽しんだり活発に行動する日もあれば、ダラ~っと過ごす日もある。そのあたりのゆるさやリアルさもアンジーの魅力として楽しんでもらえているのかなと思います。
失敗もたくさんするけれど、いつだって前向きなのがアンジー。言葉や世界観も含め、見てくださる方がネガティブな気持ちにならないよう、できるだけポジティブなメッセージを届けることにこだわっています。
アンジーのモチーフはいるのでしょうか?
KaZooさん:
モデルとなった猫などはいませんが、猫のすんっとした表情が好きなのと、最初の質問でお答えしたように銀のボタンのついた赤コートという服装はデビッド・ボウイの曲から着想しました。
ちなみにアンジーの親友ナミエちゃんにはモデルがおり、私の家の近所で元気に暮らしています。
もしよかったら、制作環境を教えてくれたら嬉しいのですが、お聞きしてもよいですか?
KaZooさん:
デジタル制作で、アプリはフォトショップです。ワコムのペンタブ(Intuos Pro)と、iPadを使用しています。最初のラフは手描きだったり、デジタルだったり色々です。
すごい!制作の秘密、ありがとうございます。見せてもらえてすごく嬉しいです。喜んでいるファンの方が目に浮かびます!
もし良かったら、今までどんな事をされていらっしゃったのか教えてくださいますか?
KaZooさん:
動物とかわいいものが好きで、仕事でも趣味でもずっと動物モチーフのキャラクターやイラストを描いてきました。
Toro*Konさん:
仕事でもプライベートでも”何かを創ること”と”好きを追いかけ続けること”をずっとやってきています。
文章を書くのは子どものころから好きで、学生の頃は俳句や作文などの課題が出ると友だちの分も書いていました。…先生すみません(笑)。
矢継ぎ早な質問で聞きまくってしまっているのですが、好きなキャラクターや作家さんはいるんですか?
KaZooさん:
好きなキャラクターは、ヨーダとエルモ。好きな作家(画家) は、デヴィッド・シュリグリーです。
Toro*Konさん:
特に「これ!」というキャラクターはいませんが、”自分を自分の人生の主人公として芯を持って生きている”キャラクターが好きです。
漫画、小説、アニメ、音楽、映像、舞台…あらゆるエンターテインメントに推しがいます!
ファンの方へのメッセージやフリーコメントがあれば是非聞かせてください。
KaZooさん:
毎日アンジーを見ていただいてありがとうございます。
いただいているコメントは全部読んでおり、大変励みになっています。時に、違った角度からのコメントがとても楽しく「なるほど!」と思いそれが後日のアンジーに繋がることもあります。
今後もアンジーの成長をどうか末長く見守ってください。
また、お買い求めいただく書籍やグッズも、みなさまの日々の癒しとなることを願っております。
Toro*Konさん:
いつもアンジーを見ていただいて、応援してくださってありがとうございます!
私自身はアンジーを愛してくださる方がどんどん増えていくのを「アンジーはすごいなぁ」と、いつもどこか人ごとのような気持ちで眺めています。
それくらい、アンジーは私の中で「アンジーという存在」として生きていますし、なによりKazooさんの描くアンジーがもう可愛くて可愛くて大好きで! 一生アンジーとともに生きていきたいと思っています(笑)。
けれど、そんなアンジーが自由にのびのびとアンジーとして在りつづけられるのは、いつも愛してくださり応援してくださる皆様がいてくださるおかげです。本当に本当に感謝しています。
よろしければこれからも、毎日の投稿や書籍やグッズ、イベントなどお好きなものを通して、アンジーやその仲間たちを見守っていただけたら嬉しいです。
これからもずっと一緒にアンジーを愛でていきましょう♪
ありがとうございました!
編集後記
もう、とても充実したお話を聞かせて頂きました!この前はアンジーのカフェのニュースをお届けしたのですが、今回もすごくわくわくする内容で、アンジーのこれからが楽しみすぎます!いかがでしたでしょうか。皆様に“アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー”との素敵な出会いがありますように、、、
ここまでお読みいただきありがとうございます。パーフェクトワールドトーキョーのセカイでした!
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