作り手さんインタビュー!伝説の茶器、古天明平蜘蛛(こてんみょうひらぐも)の高精度ぬいぐるみを見つけた件

今回はインタビュー記事でお届けします。パーフェクトワールドトーキョー武威チューバーの古天明平蜘蛛です。すごく面白いとりくみをしているところを発見!今回は歴史好きの皆様に届いてほしい突撃レポート。
なんと、私の名前と同じ、伝説の古天明平蜘蛛のぬいぐるみをつくっている。これは絶対にレポートしないといけないと思いTOKYOより6時間、岐阜県不破郡垂井町までいってきました!
まずは、古天明平蜘蛛(こてんみょうひらぐも)とは何かを説明しないといけないでしょう。

茶器、古天明平蜘蛛って?

歴史好きに大人気な、天明地方で作られたと伝わる茶釜の一種。低く平たい形が特徴で、蜘蛛が伏せた姿に似ていることから名がつきました。武将、松永久秀が持っていましたが、信長に取り上げられそうになった時に、それを拒みこの茶器ごと爆死した、という伝説が残る、ものすごい歴史アイテム。画像はもちろん、今回のぬいぐるみです。刺繍と形状をご覧ください、、、クオリティがすごい!
私、古天明平蜘蛛って?

パーフェクトワールドトーキョーの歴史”武威”チューバー。得意範囲はもちろん歴史だが、他にもガンダム、マリオ、ドラクエなど男の子系のキャラアイテムを時々レポート。
こちらを開発したのは、なんとその会社名が小川新聞店さん、、つまり(新聞屋さん)ということでとてもさらに興味津々です。

場所は岐阜県不破郡垂井町。関ヶ原合戦上の近くで、武将、竹中半兵衛の地としても知られています。今回は小川新聞店の社長様と奥様にお話を伺います。今回のかわいいアイコンも小川新聞店さんの商品で「竹中半兵衛人形」。

さて、、、

なんでこれをつくったんですか?激アツすぎます!


2014の軍師官兵衛が始まったときに谷原章介さんが竹中半兵衛公を好演されて人気となり、垂井の町も盛り上がりました。しかし、その当時はまだ竹中半兵衛公に関するお土産がほとんどなかったのです。その時に竹中半兵衛公は、どちらかというとマイナーな武将でした。当時私は観光協会の理事をやっていて、観光案内所の方から「竹中半兵衛公を目的にみえた観光客の方々に良いお土産を作れないか」と相談を受けて、手始めに簡単なものを作りました。


それはすごいです。最初は何から始まったのですか?


最初はクリアファイルや缶バッジなどベーシックなものを作っていたのですが、、、でも、せっかく来ていただいた観光客の皆様に、もっと垂井町へ興味をもっていただけるように、他所にはない変わった面白い歴史グッズを作るようになりました。


なるほど。地域の盛り上げが最初で、そこから平蜘蛛までの進化があったのですね!

ーここで、初期の作品である「蜻蛉切」を見せてもらう。(写真)なんとこちらは、「ほぼ実寸大」ということ。ここまで突っ込んだ歴史アイテムを見ることはなかなか見ることがありません。全て手作りで作っているとのこと。

*蜻蛉切、、、本多忠勝が愛用したと伝わる戦国時代の名槍。穂先に止まった蜻蛉がそのまま真っ二つになったという逸話から名がついた、切れ味の鋭さを象徴する名品です。

実物大!すごい気合です。そして、手作りなんてすごいです!


弊社の近くに平安時代の名刀「三条」が奉納されている南宮大社があり、2015年頃から続くオンラインゲームである「刀剣乱舞-ONLINE-(とうらぶ)」のブームがピークになった2019年、南宮大社の三条を目当てに、若い女性が町内を歩く姿を頻繁に見かけました。それまでの垂井町には無かった現象でした。そこに着目して作ったのがこの蜻蛉切だったのです。

それから、他にも何か実物大で作ったら面白くなりそうなものはないかと考えたときに、ガチャガチャで茶器ものが人気だったので「もしかして、茶器がぬいぐるみであれば面白かも、、」という発想が湧き、平蜘蛛ぬいぐるみを作るに至りました。平蜘蛛は実物がのこっていないので、うちのセンスで再現してみようと思いました。

最初は小さくしてブルブルするような平蜘蛛むいぐるみにしようというアイデアもあったのですが、最終的に原寸になりました。造形にはこだわって、よくできたと思っています。



小さくてブルブル、、最高の企画ですね!!!魂しか感じないです!

*解説 古天明平蜘蛛は最終的に爆散するという説が残っているので、その爆散を表現しようとする「歴史バカ」(敬意を込めて)といっていい試み。


これをリリースしたところ、人気がでて、今では全国に2000個以上この、ぬいぐるみ平蜘蛛のオーナーがいらっしゃることになります。


平蜘蛛だけでなく、九十九茄子(つくもなす。こちらも有名な茶器)もありますが、もっと茶器を追い求めないのですか?



九十九茄子を作った後で、曜変天目(ようへんてんもく)のぬいぐるみを作った会社があって、二番煎じになるのもどうかと思い、茶器はもういいかなと思いました。今後はさらに面白いものを作りたいと思っています。
例えばこの大谷頭巾は大ヒットしました。コロナの時にはこれを被って電車に乗ろうとした人もいたとか聞いています。


大谷ずきん
*大谷吉継が被っていたとされる頭巾を超本格的に再現。楽しむ一般ユーザーだけでなく、本格的なコスプレでイベントに参加する方も多いのだとか。

あつすぎます!!!

ーここからインタビューを離れ、30分以上社長と弊社平蜘蛛との歴史トークが炸裂。ここは割愛します。。。

(歴史トークの面白さも含めて)今日はありがとうございました!


ありがとうございました。

以上、こちらが、唯一無二といっていいセンスと、最高のツッコミ方で歴史アイテムを生み出す小川新聞店さんの突撃レポートでした。こんなに身の入った企画、尊敬しかありません。perfect world tokyoでも、改めてもっと面白くて良いものを作っていこうと編集部一同思った次第です。
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